「おまえすげーどきどきしてるじゃん」 そう言ってニヤリと笑う 「しょうがないじゃん!!」 でもそれはあたしだけじゃなかった 「廉もドキドキいってるね」 「うるせーよ」 素直に認めればいいのに でもやっぱり廉はこうじゃなきゃ 「なんか廉かわいいね」 「おまえ…いつまでそんなこと言ってられんのかな?」 またニヤリとわらう ────────チュッ やっぱり不意討ちには慣れない 「………ッん」 だんだん深くなっていくキス あたしもう耐えらんないよ 廉の好きにしてよ