友達、舞と別れ、悔しさに覆われている自分。


「あーあ・・・マフェンが・・・ん?あれって優?」

 ターゲットが接近中


発射まで 残り3秒


3・・・2・・・1・・・



バンッッッ


「私のマフィンを返せぇぇぇぇ」

「ぅゎぁぁ!イッてぇ!なーんだ 有華かよ・・」

「お前・・・人のマフィン食べた割にはえらそうだな・・・マフィンの恨み!観念しろーー!!」


持ってたスクバで思いっきり 優の頭を叩いた・・・はずが・・・・




ヒョイ

よ・・・よけられた・・・・。

「くそぉ」

「ってかさ・・・お前 あれ翔先輩にあげるつもりだったのか?」

「ぬ・・・何故知ってる?」


「なーぜでしょ♪」

「っ・・・コイツ・・・。」


優としゃべってると ついつい荒くなってしまう。



ま、どーでもいいけど、いあ、どーでもよかないっ!!マフィンは許せん・・・。



「マフェン・・・家で作っても渡すのに不自然すぎる・・でも・・・ん・・・」


「うっせぇ・・・マフィンマフェン 子供かよ」

「ぬ・・・コイツ・・誰のせいだと思ってるの?」



「 タミュニコの苺パフェ 」


「ぇ?何何?パフェおごってくれるの?」



「いーけど、俺にタミュニコまで競争して勝てたらいーぞ」

「望むとこだっ」

『よーいドンッ』