YONAGO-LOVE STORY【3】

「昔お前と付き合ってた時…

オレも

人見知りというか

他人がすげぇウザかったな…

避けてたぜ。人を。

ケツの青いガキだったってのもあるけど

元々無口なオレは

自分から人へ接していくなんて

到底…無理。

さえねぇ

男だった。

にも関わらずお前からよく息子の愚痴を聞かされては

『大体お前が我が正さなきゃヤバくね?』

なんてイライラしてたぜ…
当時まだまだ子を持つなんて無縁だったオレでさえ…
保護者同士の関わりの必要性はわかってたぞ。お前から愚痴られる内容はま~色々あったけど

その中に

ママ友達との関わりについて、

あーでもねぇ
こーでもねぇ…

すげぇなお前は…人のせいにしたみてぇな事ばかりほざいてたぜ」

「うん…孝次覚えてるよ。あたしも息子もまるで

村八分みたいに

なっちゃった。仕事一筋にかまけていて、

『役員は、私は不規則な仕事していて出来ません』なんて言おうもんなら、『貴方だけじゃありません!』容赦なく突っ込まれて…色々数多くイヤな思い出ばかりだわ


…あんたが元々は苦手だった人付き合い…

すっかり変わったね」

「ガキが生まれて親父になってオレは変われた。

てかいずみ…お前はどーだよ?お前の話だよ。

苦手なんだろ?

人との関わり。」

「苦手っつーか煩わしくてイヤだ…」

「煩わしくたって誰もやってんだよ…!!

お前息子がちっせぇ~頃

どーせ
ママダチら誰とも関わらずに

浮いてたんじゃねぇ?


苦手でも

やらなきゃ

なんねぇんだよ」

「また怒らせてしまったね…あんたを。

あんたは元々そういう独特な口調だし

マジで…よく昔も毒吐かせた…

でもいくらキツく言われても

好きだったから…」


「だってあまりにも息子が可哀想っつーんだよ!

オレの口調も荒くなる!

これ過去に終わった話じゃねぇぞ…

人間関係の築き方で

つまずいたお前ら親子。

デカくなった今…

息子いくつだっけ?

18つったな?

続くぞ。

お前がしっかりしねぇと!

お前もその年になってまで…またもちろん息子もこれから社会で生きていくのに…孤立しちまったら洒落になんねーよ!!!

…いずみ…

しっかりしてくれよ!! 」

「…孝次…」