通学電車物語




俺は静かに目を閉じたまま、審判の時を待った



なんかやけに心は穏やかだ



父ちゃん、母ちゃん
前科者、しかもチカンで捕まる息子を許してくれ



「おやおや、ホントによく眠ってるようだね」



そう
ホントに永遠の眠りに着きたい気分だぜ



「これは、あれだねぇ…」



そうそう
あれなんです
あれがあれしてあれなんです


つまり変態です
もういい加減自覚しました



「眠り姫ならぬ、眠り王子だねぇ」





…………
………
……
何・で・す・と?




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