通学電車物語




「離してよ…」



彼女が泣いている



こんな身も知らずの変態男に手を握られ続け

車掌さんも呼びに行けず

かといって助けになる人がいない車内の中で



恐怖に震えて泣いてるんだ



俺はなんてことをしちまったんだろう



今更、後悔しても遅いけど



今からでもいい
起きて誠心誠意謝ろう



きっと許してくれないかもしれない



だけど、ちゃんと起きて謝るんだ



こんなこともう終にしなくちゃ




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