通学電車物語




彼女が俺のブレザーを引っ張って揺さぶっている



「あの…」


はい?


「起きて下さい」


それは無理です!


無理無理無理!


起きたら即、車掌さんとこに連れて行かれるんだよね?


ここにチカンがいまーす!的な?



ってかそれよりも
彼女の声、初めて近くで聞いた~


鼓膜に心地よく広がる高音キュートボイス


かわいい…



その声で
「司くん大好き」


っとか


「司くん…もっと…」

っとか言って貰いたい


ってやめろ!
俺は何ですぐ、そういう想像をするんだよ!


俺のバカバカ!
馬鹿やろうが!


エロいことばかり考えてるから、窮地に立たされるんだろうが!




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