わき役の私…花咲く

多分私の顔は真っ赤だろう。


「まひるは俺のだから、今更何言っても逃がさないから」



そんな強い目で言葉で言われたら、
私は何も考えられなくなる。



ショートしている私にお構いなしに、「じゃあね」と言いながら朝倉君は教室を出て行った。










最終的に、放課後までショートしてた私の後ろの席で、

一部始終を見ていた西田君が顔を真っ赤にしてショートしてたなんて、


私には気づきもしなかった。