勝手を知らないよそ様の委員会なので、不安だった私は、朝倉君が居た事と、隣の席に座れる事に安心した。







「深町から代役も頼まれてたんだ?」


「うん、不安だったから、朝倉君が居て良かった」



席に座って、クルッと隣を見れば、普通の教室と 違い、2人様の長テーブルだからか、想像していたよりも朝倉君との距離が近かった。




「そっ…そう言えば、今日はどんな議題内容なの?」


私は照れ隠しの為、目線を前に向けて委員会に集中する事にした。


人がどんどん集まる中で、


私の左肩から腕が、とても緊張して暑かった。





会議が始まっても、特にノートを取る作業も無く、ましてや代理の私には聞いてる事しか出来ない。