.....キーンコーンカーンコーン
ガラガラ
「おっやっときたよ~、おはよ友歌」
「お、おは…よ…ハァ…」
「何、大丈夫?(笑)」
「なんとか」
このこは赤石理依紗。
高校で初めて出来た私の友達
「寝坊?」
「うん…まぁ」
「ふ~ん。珍しいね」
「うん」
「いい夢みたとか?」
「はっ!?」
「あ、図星?ねね、どんな夢?」
「え~、やだよ~絶対に笑うもん」
「大丈夫だって」
「絶対笑わないでよ?」
「うん」
「裕太先輩に告白される夢みた…」
「マジで?それで寝坊?」
「は、はい。」
「はははっ(笑)何それ~っ」
「あ、笑った!」
「だってさ~、あんた単純すぎでしょ友歌(笑)」
「だって嬉しかったんだもん。
夢だったけどって
やっぱ腹かかえて爆笑してんじゃん」
「ごめん、ごめん」とか言いつつもお腹かかえて爆笑中の理依紗
「あ、噂んすれば裕太先輩」
廊下を指差して理依紗がニヤニヤしてる
「アタックすれば~?とられちゃうよ~(笑)」
「なっ理依紗のばかっ!」
