ジリリリリリリリ~

「ふぁ~。よく寝たぁ。」

学校いく準備しよーっと!

朝ごはんを食べにリビングへ行くととお兄ちゃんがいた。

「お兄ちゃんおはよ~。」

「おう!莉子。おはよ。」

とびっきりの笑顔でいわれた。今のはやばい。
妹の私が言うのもなんだけどお兄ちゃんはすっごくかっこいい。
舜ちゃんと並んでファンクラブがあったくらいだ。


「昨日はよく眠れたか?」

「うんっ眠れたよ。なんで?」

「舜也に告白でもするのかと思って。莉子のことなら緊張で眠れないんぢゃないかと思ってな。」

思わず飲んでた牛乳を吹き出しそうになってあわてて口を手でふさいだ。

「なんだよ?図星か?」

「違うわよ。」