Just love

思ってもない言葉が口から出てくる。
莉子のバカ、バカバカバカ。

「なんだよ、その言い方。」

「だから舜ちゃんには関係ないって言ってんぢゃん。」

「いい加減にしろよっ。俺はおまえ「うるさいなっ舜ちゃんなんてしらない。」」

気づいたら泣いていて舜ちゃんの家を飛び出していた。

ほんとうなら舜ちゃんに告白していたところだったのに…

なんであんなこと言っちゃったんだろう。

謝ろう。ほんとうは舜ちゃんが好きだから素直に言えなかったって言おう。

走っていた足をとめ来た道を帰った。