ねこのような君に。


いきなり言われた言葉に、
ぽかんとする。


たしかに私達はいま
肌になにも纏っていない。




…けど、



「はる、そんなこと気にするの。」


意外。




なんか、はるは、
もっとこう…


「俺だって、」



「俺だって?」




こんな愛しくなるとは思わなかったし。




そう言って、
彼は困ったように笑った。






高島はる


わたしの彼氏。