ねこのような君に。


ひゅるひゅるとシーツを纏い、
だるそうに起き上がる。



…エロいというよりは色っぽいその容姿。



「おはよ、はる。」




んんー、
と寝ぼけたような声さえも
妖艶すぎて。


ちょっと、聞いてるこっちが
恥ずかしい。







「朝っぱらから、
なんなの。」


「え、?」



何のこと?
と首をかしげると。



ぴっ と大きなアーモンド形の目を
合わせて。



「…服着てよ。」