強がらないで素直になれよ[短編]




「こいよ」


そう言ってけんとは
私のうでを引っぱった。


「ちょ…どこいくのさ」


無理矢理つれてこられた
その場所は
ひとけの無い静かな屋上。



「おまえさー
ほんと昔から素直じゃないよな」


「なにいきなり!!
素直ですよーーだ!」


「ホラそういうとこも」


「……!!」




知ってるよ

素直じゃないってことくらい。
時々この性格がイヤになる。
'' 強いおんな '' っていうキャラ
演じるのも辛いときもある。



けんとってよく分かってるなあ
わたしのこと。