スネークアイズ

神宮寺家の長男に生まれた、政一朗は二歳の時から英才教育を受けて育つ。

北京語、広東語、英語、フランス語、ピアノ、空手を僅か八歳で習得。

九歳から、独学で催眠療法を身に着けようとしていた。

手始めに実験台として、宮武有紀と向井省吾を選ぶ。中学からの同級生だった、神宮寺雅美を殺害する計画を聞いてしまい、殺害当日神宮寺邸に忍び込んだ二人に催眠をかけ、家族全員を殺したと錯覚を起こさせる。

その場を目撃してしまった、妹の葉子にも催眠をかけ当時の記憶を封印してしまう。

その後、病院に搬送された二人の主治医にも二人が死亡したと錯覚させ、カルテを改ざん。

気を失っている葉子を連れ、予め調べておいた修道院のリストから中矢夫婦を選び、子供に恵まれない中矢家の玄関の前に葉子を置き去りにしてその場から消えた。

十三歳から二十四歳まで、京都の施設で育ち赤木一隆という名前に換え、詐欺を繰り返し高校~大学に通った。

そして、中国の西安に渡り薬物の研究、生産に入る。完成後、東京に行き斎木と神尾を使って街のヤクザを通し一般人に薬物を売り、金を儲ける。一方、斎木の会社の派遣業も急成長を遂げる。