スネークアイズ

「何の音だ…。ちょっと見て来い!」

「パトカーに車が衝突したみたいだ!かなり煙と炎が上がってる…ヤツが捕まったのかも。」

「本当か…。」

ゾロゾロと、警官たちが窓ガラスに集まってくる。

無線で、外と会話している警官がいる。

「お前たち、配置につけ!」

五分程、外の状況に目を奪われて再び警官たちは警備に戻る。

「あれ?」

「どうした?」

「彼女がいない…。」

「何だって?」

中矢かをりは、姿を消していた。