スネークアイズ

『とある倉庫』

「お前達、準備は調っている!直ぐに出発しろ!」
「はい、それでは西安でお待ちしております。」
「あぁ、また連絡をする!」

二人の足音が、船の汽笛に消されていく。

『カッツカッツカッツ……。』

一人の足音が奥の積み荷の方に、歩み寄ってくる。

「宮本公志さん。事件は解決しましたよ。あなたは、これから警察に行き事情を話されると良いでしょう!ここに鍵を置いておきます。後は好きになさって下さい。」

薄暗い影から、低い男の声が聞こえる…姿もハッキリ見えない程、離れている。

『チャリーン』

男は、公志を閉じ込めていた檻に向かって鍵を放り投げた。

『カッツカッツカッツ……』

男は、倉庫の出口に向かって行った。

公志は、その鍵を手にし…閉じ込められていた錠を解放した。