スネークアイズ

『ドサッ』

王蓮が地面に倒れる。

「王蓮!」

武志が蓮を抱きかかえる。

入り口の影から、誰かが近づいてくる。

「…………!」

黒い長い髪に赤い瞳をした男。

「あんたは…赤木さん?」

「やぁ、宮本武志くん!良くここまで来れたもんだ。誉めてやるぞ。」

「何であんたが…。どういう事なんだ?」

赤木は、長い髪をかきあげながら話す。

「斎木は、ただの駒だ。彦咲も和田も私のビジネスの客に過ぎない。」

「しかし、もう要はなくなった…。君たちも知り過ぎた!」
赤木は、武志に銃を向ける!

『バキューン、バキューン!』