「琉榎ちょっと聞いてよー…。昨日1回も女の子の血吸ってなーい!もう倒れそうだぁ…。」 そう、こいつも吸血鬼だ。 親の友達の子供が雷毅らしく、雷毅とはずっと一緒だった。 いわゆる幼馴染というやつだ。 「勝手に倒れてろ。」 「相変わらず冷たいねー…。あっ、そう言えば体育館行こうよ!入学式始まるってさ!」 「あぁ。」 めんどくさいけど、行くしかないか。 そして俺らは体育館に向かった。