「吸血鬼?!」 吸血鬼って… 「あの、血を吸う…?」 「そうだ。」 じゃあ私、西園寺君にとってただの餌? 付き合ってって言ったのは、私の血を吸いたかったから? 私の中でいろいろな思考が駆け回ると同時に、西園寺君が怖くなった。 そのとき、西園寺君が口を開いた。