イケメン学園潜入捜査

「ひなた」

「・・・はい?」

キスされて、

増々ゆでダコ状態。

クスッと笑った薫先輩。


「ひなたは、可愛いね」

「そ、そんなことありません」


「薫先輩は、

何で、私なんですか?」

「前に言ったよね?

ひなたが走ってる姿が

綺麗だったって・・・

初めてなんだ、そんなこと

思ったの」

私の髪に触れながら、

先輩が呟いた。

・・・

聞くんじゃなかった。

恥ずかしすぎる。