イケメン学園潜入捜査

生徒会室に帰ると、

もぬけの殻

私たちを差し置いて、

みんな帰ったみたい

「・・・帰ったみたいですね」

ため息をついた薫先輩。

「まあ、こんな時間だし、

しょうがないか・・・」

時計は、7時を指していた。


「私たちも、帰りますか」

・・・・?

先輩を見上げた瞬間、

抱きしめられた。

真っ赤になる私。

「二人きりになることないから」

そうだけど、

恥ずかしい