すっかり 体の小さくなった 王様の力では 痛くもないし とばされる事もなかったのです。 それを知ってしまった けらい達もまた 「王様は もう小さくて弱いんだ!!」 と思い 王様に言ったのです。 「いつも いじわるばかりしている 王様なんて 嫌いだ!!」 「もう王様の けらいになんて ならないっ!!」 「ぼく達は もう王様には ついて いけません。」 「さようなら・・・」 けらい達は 一斉に 王様のもとを 去っていきました。