そんな中 王様は またいつものように 町にやってきました。 しかし、 いつもなら「王様!!」と 出てきていた 町の人たちの姿が どこにも ありません。 「なんだ、なんだ!! 王様が来ているのに 誰も出て来ないのかっ!!」 「おいっ けらいっ!! 町のやつらを ひっぱりだして 挨拶をさせろっ!!」 「は、はいっ!! かしこまりました!!」 急いで けらい達は 町の人たちの家にいき 「ドンドンッ!!」 「王様が見えているぞ! 早く出て あいさつをしろっ!」 と、ドアを叩きまわりました。