「それがあることをするとこのバラの花が赤に変わるとこの紙に...。」



また、礼の紙が出てきた。



「なになに...。」



今度は柏がそれを読んだ。


[愛するもの同士で赤のしるしをつけよ]



「それって...!!!」


私は顔の温度が一気に上昇した。


「キスマークですね。」



また、柏!


「クールに言わないで!!」


でも、やっぱり。



そうするしかなくって...。


「つけますか。キスマーク。」


「やっぱり!?」


柏はだんだん私に近づいてきて...。