「亜莉栖の肌って白くて綺麗だ。」



ズルイ...


いっつもは「お嬢様」って言うくせにこういうときだけ。



「チュッ....。」



「んんっ...!」



首に小さな痛み。


「は、く...!」



私じゃないような声が出る。


「...できた。俺にもつけて?」


「俺って...本性でてるし。」


でも私は柏の白い首筋を見ていたらしたくなってきた。


「んっ...ちゅっ。」



口づけをして軽くすうと小さな赤い痕が出来た。


「よし...。」


これでOK。