「詩穂ー、ちょっと話があるんだ。下へ来い」 「なに~?お父さん」 私の目の前にいるのはお父さん。 腕を組みながら、お父さんが話しだした。 「実はな、明日から海外に行かなくてはならなくてな・・・・・・」 「えっ?」