―――――――――
―――――
莉舞Side
「、、、んぅぅ」
目を覚ますと部屋は薄暗く
時計の針は4時半を指していた
部屋には誰も居なく、テーブルに一枚のメモが置いてあった
┌────────────┐
│ │
│ 部屋から出ないでね │
│ │
│ 冷蔵庫のもの勝手に │
│ 食べていいから │
│ │
│ 家から出たら殺すよ〜 │
│ │
└────────────┘
最後全然状態に聞こえないしw
、、、でも
、、、でも
私がこのままここに居続けたらキサラどう思うかな
仕事で疲れて帰ってきて家でも作業あるのに私が居たら絶対に迷惑だよ
これ以上迷惑かけたくない
ごめんねキサラ
でも
帰るなら今しかない
今度こそ携帯と財布をちゃんと持ちキサラの家を出た
キサラ、、、
キサラ、、、
キサラ、、、!!!!
大好き大好き大好き
迷惑かけて本当にごめんね
もう、ライブにも行けないよ
ファンと麺の関係でずっとずっといたかったよ
ずっとずっと追いかけていきたかったよ
こんな、、、こんな汚れた私に
キサラはきっとキサラなりに優しくしてくれた
嬉しくて嬉しくて
ずっとキサラの傍に居たかった
だけどそんなの私のわがままでしかなくてキサラは私みたいなの興味なんか全然なくって寧ろ迷惑かけちゃったしきっと大嫌いだよね
それならいっそ姿を消したい
キサラ、、、
キサラ、、、
キサラ、、、
だめだ泣いちゃだめだ
