ピンポーン.


あっ…

涼ちゃんだ!

それだけで、顔がゆるんでしまう自分が嫌だ。


「お、おはよ!」


少し、緊張気味に涼ちゃんに挨拶した。


「うん。おはよ♪」


涼ちゃんは、あたしに笑顔で挨拶を返してくれた。

その時の、あたしはきっと怖いくらい笑顔だったんだろうな…笑