>>放課後.


あたしは、少し緊張しつつ裏庭で涼ちゃんを待った。


「…結奈!」


いつもの明るい声ではなく、少し低めの声であたしを呼ぶ。


「…涼ちゃん」


「結奈に会って話したい事あんだ…」


「うん…」

少しの沈黙にも、あたしはたえれなかった。