「うちの総長がよっぽど気に入ったんだな。ここにつれてくるなんてな?風は、仲間のために危険をおかしたりしねぇ。信用したんだよ。」

あたしはちょっと恥ずかしくてうつむいた。


「あたりまえだろ。俺が信用して、気に入った女だ。・・・はじめ初めは、さんざん避けられたけどな。」


「うっ・・・」


そういった空はくしゃくしゃと頭を撫でる。


「ち、ちょっとぉ!」


風雅もいるのにっ!