あたしがそういうと、さっと静かになる。


「さっきもいったが、俺は、神田空。翡翠、総長だ。」


「空は・・・あたしの仲間だよ。あたしを助けてくれた。風雅のとこに案内してくれる?」

しばらくざわついていたものたちも、黙って道を開けた。

「風さんがみとめた。風さんを助けた。」

「案内します。風さん、神田さん。」

あたしは満足げにわらう。


やっぱりあたしの仲間だ。