両親がなくなってからは特によくしてくれてて。


それ以上になんの関係があるのかは、またあとでのお楽しみ。


「ここは寮ですまなければいけないことは知っているね?



「もちろん。」

それはあたしがここに転校したこようときめた、ひとつの理由でもあるから。

家賃が浮くんだもん!

ただ。


「この学校は、圧倒的に男子が多くてね。相部屋になるのが男子になるかもしれないが、リビング、キッチンが共用になるから、よろしく頼む。」