「・・・あたしは、空を、信用してるからね?」


「・・・なんだよ、急に。」

今のあたしは、一人じゃなにもできない。


なにも言わずに信用してもらうなんて、都合がよすぎるって、神様がいってるのかも。



「行くの。風の、倉庫まで。」


「風の、倉庫・・・?」


言っちゃった。


やっぱムリかな?


「そういうことか。」


「・・・へっ?」

なぜか空は、笑ってる。


「よっしゃ、いくぞ!」