「あぁ、待ってたよ。橘さん。」


そういって出迎えられたのはあたしの叔父の藍川浩さん。


「お久しぶりです、浩さん。」

「よくきたね。」

優しい笑顔がお父さんににてて、ちょっぴり切なかった。

「助かりました。転校させていただいて。」


「いやいや。風ちゃんの頼みは断らないよ。」