偽りの金髪 -総長はお嬢様&御曹司-

カラカラと銃が転がる。


「やだ、あたし天才!」


そういって不敵にわらう視線の先には、撃ち抜かれた紫毒の拳銃。


「な、なにっ」

「使えもしないのに、銃口を人に向ける姿が、どんなに滑稽かわかってる?」


「黙れ!女が!」

そういって風に向かっていく紫毒総長。