偽りの金髪 -総長はお嬢様&御曹司-




「普段使いなれてないやつが使うと、大変なことになるわ」


そういって現れたのは


「だれだ?」


風だった。

なぜここにいる?

まわりのみんなも固まってる。


「女が!知った口聞いたんじゃねぇよ!」

そう叫んだ紫毒の総長が銃口を風に向けると、


パンっ


乾いた音が回りに響いた。