ーーー空気が、一気に冷えた。

「誰、あんたたち。」

今まで感じたこともない殺気に、俺でもめを見開く。


あいつから、発せられてんのか・・・?


「お、俺は宮岸太一。」

「浜崎、彰太。」

「・・・。」

しばらくすると、ふっと空気が軽くなる。


「ここ、学校じゃん・・・。」