金持ち女VS貧乏男

ち、近寄らないで…

私は自然と後ずさりしていたらしい。


後ろがもう壁だ…逃げ場がない…


なんなんだコイツのいでたち…新郎じゃあるまいし白いスーツって…



『いよ!』

近くに来た彼は更に私に衝撃をあたえた。。。


黒いシャツを第3ボタンまで外した彼の胸元に見えるのは金のネックレス…

オマケに髪はオールバックときた…


お前はどっかの組員か!

コイツの顔なら、かえって本職より恐ろしい…
てか本物だったりして…
うん…あり得るな…


『う…うん。いいね…その格好…』


何も言葉が浮かんでこなかったので思わず言ってしまった…



『だろ?友達のいっちょうらん借りてきたんだ。お前もまぁまぁいいぞ』

私はまぁまぁなのかよ!


そんないでたちのお前にだけは言われたくないよ!