金持ち女VS貧乏男

『悪いな仁志。俺スーツ持ってないからさぁ』


仁志にスーツを借りに行った俺は衝撃を受けた。

用意してくれたスーツはなんと白。靴も白。中は黒いシャツ。


俺が一度は来てみたかった憧れの一式がそこに用意してあった。

『お兄ちゃん!これはマブいよ~。女社長を落とすにはうってつけだよ!』

俺は仁志の気持ちに涙が出そうになった。


これは、その昔、仁志がホストをやっていた時の物だ。

『仁志…こんな大事なスーツを…いいのか?』


『いいよ!お兄ちゃん。だって俺達兄弟だろ?』

仁志の言葉に感動し涙がポロリ。




ちなみにこの2人、15年前から時が止まっているか、ヤクザDVDの見過ぎである。