金持ち女VS貧乏男

クリスマスイブ当日、私は店をチーフの和美に任せて帰宅の用意をした。
『みんなゴメンねぇ』

そう言う私をみんな笑顔で見送ってくれた。

みんないい子だなぁ。
ボーナスちょっと上乗せしとこ!


足早に自宅へ戻り支度を始めた。

―――6時40分か…
そろそろ出るか!

タクシーを呼びディナー会場のあるホテルへ向かった。



『遅いなぁ』

時計に目をやると7時05分。何やってるんだろ。まぁ来なきゃ来ないでいいんだけど。

ピーポーピーポー――


救急車がホテルの前を通った。


せっかくのイブにご愁傷様。。


ふと思う。アイツが運ばれてればいいのに。

その直後、私の期待を裏切り現れた彼を見て私は目を疑った。


な・・・なんだこいつ!