金持ち女VS貧乏男

『今日はどしたんだ?』

なんて切り出そう…

『いや…その…』

私の考えてる事なんて、なんのその。彼はまた1人で喋り始めた。

『いやぁ~昨日ニワトリの夢みて参ったよ~。
明後日の事思うと寝れなくてよ~』


そう言った彼の目の下には本当にクマができていた…

参ったのはこっちよ…
断りずらいじゃない…

更に彼が追い討ちをかける。

『てかよ~お前の事誤解してたよ~。いいやつだな~お前』

と満面の笑みだ。



もう断れない…あきらめた…私もそこまでは鬼になれなかった…


『えっと…スーツ!当日スーツ着てきてね! 』

そう言うと彼は親指を立て任せとけと言わんばかりの笑顔を作った。


私も免疫力ついたなぁ。

1ヶ月前にこの笑顔みせられてたら吐いてたな…