金持ち女VS貧乏男

『実は…一緒に行ってくれる人居なくて困ってるんだよね…』


そう言った私の言葉を無視するように彼は喋り始めた。


『ディナーショーって言ったらアレだべ?アレ!ニワトリのデカいやつとか、え~と、海老のデカいのとか食えたりするやつだろ!?』


…多分ニワトリのデカいの=ローストチキン。

海老のデカいの=ロブスターの事だろう…


『まぁ食べれると思うけど…』


そう言うと彼はポカーンと口を開け自分の世界へと入っていった。



食べている所でも想像してるのか、悪党面の彼がニヤついているその姿は恐ろしい光景だった…



地獄絵図とはまさにこの事だろう。