金持ち女VS貧乏男

あれ?
いつもレジに居るはずなのに…休みかな?


そう思いつつ中へ入ってみる。

『いらっしゃいませ~こんばんは~』

そう言ったのは、若い女の子の店員さん。


アイツも見習えよな…
と思いながら店内に入ると――― いた!サルだ!


見つけて、ほっとしたのも束の間、何やら機嫌が悪いオーラが出ている…


それじゃなくても悪党面なのに、あんな眉間にシワ寄せてちゃぁ…



まるで、この顔にピーンときたら110番の犯罪者リストの1人のような顔つきだ…



私は思わず店内に貼ってある本物のポスターと、彼を見比べてしまった…