タバコをもみ消し、俺は最後の手段に出る事にした。


5日前から俺の部屋にある回覧板を持って外へ。


隣は、確か仕事で居ないはずだな。


よし!飛ばして隣は確か男と女が同棲してるはずだ。


昼間女が居るはずだ。


〝ピンポーン〟

直ぐに返事があった。

よし!


『は~い。どちら様ですか?』

ドアの向こうで女の声がした。

『あ、回覧板です』


そう言うと鍵を開ける音がした。

数秒後、女のご苦労様ですの声と同時にドアが開いた。


そこに居た女はお世辞にもカワイイとは言えない顔だったが、この時ばっかりは女神に見えた。