翌日から彼は毎日のように、バイト帰り私の所へ寄って行くようになった。

『直美、腹へった』


あ…あんたは私の顔みると腹へった~腹へった~て。。。


『何か食べたい物ある?』


『カボチャ』


………カボチャばっか。
カボチャみたいな顔しやかって!


『何か他に無いの?毎日カボチャばっかりあきない?』

きっと私は近所のスーパーのカボチャを9割は買い占めてる…。


『だってカボチャしか食えるもん作れないだろ』

…殺してやる。

棺桶に花じゃなくカボチャ入れてやるからな!


『つ、作れます!』


言っちゃった…。なんか難しいの注文されたら…

『や、やめとけよ…。俺死にたくないし』


………。

コイツ…言いたいほうだいだな…。



否定は出来ないけど…。