5分後・・・ コンコン・・・ 「ナオさん?出来ました?」 「・・・・・・はい。」 ヤバい。これ、絶対引く。誰が見てもダメだろ。 「さっさと開けなさいよ。」 ハルカのどすの効いた声がする。 すぅ・・・はぁ・・・。 よし、大丈夫。 死にはしない。そうだ。別に死ぬわけじゃないんだ。これは一瞬の恥。すぐ終わる・・・。 (自らを暗示中・・・) ガチャ・・・ 覚悟を決め、ドアを開けた。 「・・・・・・お待たせしました。」