――――――――――――― 「すごく楽しかったぁ~。」 「確かに。見てるだけでも楽しかった。」 マリさんが参加したのはイルカショーによくある、イルカと手をつなぐことだった。 オレは客席から見てるだけだったけど、とても楽しかった。 「さて、次は「おーい、ナオキー!」 「あ、シュンタたちだ。」 「本当だ・・・。」 2人が手を振りながら来る中、マリさんを見るとなんだかしょんぼりしてるような・・・寂しそうな顔をしていた。