・・・翌日・・・
「さぁ、皆さん!今日は自由行動の日です。夕方までにはホテルに戻ってきてくださいねー」
「「「はーい。」」」
2日目は自由行動。沖縄を満喫しろとのことだ。
「ナオキ一緒に行かね?」
シュンタが寄ってきた。
「おう、どこ行「あの!!」
オレの声をさえぎられ、声のした方を向くと、
「あの、ナオキくん・・・とシュンタ」
2人の女の子。そしてそれは、昨日の女の子だった。
――つまりは海で助けたあの子とその友達だった。(未だに名前覚えてない。)
「あ、昨日の・・・」
コクンと頷く。
「あの・・・・・あのね・・・よければ一緒に周らない?」
シュンタ「いいよ」
即答かよ!別にいいけどさ。
ナオキ「(おい、お前彼女いるだろ?いいのか?)」
シュンタ「(それはそれ!合宿中ずっとヤローばっかは嫌だ!)」
ナオキ「(呆れてものも言えねぇよ・・・)」
シュンタ「(バカ野郎!海といえば花火と女だろ?!)」
バカはお前だろ。
シュンタ「(お前こそ、この2人となんかあったのかよ?)」
ナオキ「(別に何でもねぇよ。ナンパされてたの助けただけ。)」
シュンタ「(それで点数上げてんだな。)」
ナオキ「(点数?何の話だよ?)」
シュンタ「(天然って怖ぇ・・・。)」
「あ、あのダメだったらいいよ?」
「「いや、全然大丈夫!」」
と、いうわけで(?)4人で周ることになった。