Girl's? collection 1




打ち合わせは思ったよりも早く終わった。
オレはメコをせかしながらあの場所へと向かう。


扉の横のプレートには【女子の女子による女子のための部】と書いてある。


ガラッ・・・。


「この子を変身させてください。」


オレの第一声はこれだった。


近くにいたユズが「は?」と首を傾げる。


メコを室内に入らせる。


「自分の思うこと言ってみな。」


彼女は目を点にしながら。


「ナオキ君?」

「大丈夫だって。変われるから。」


その言葉で・・・彼女は目を前に向けて―――。


「わたし・・・。」


ハルカは何かを悟ったようにニヤリと微笑む。


「わたし、は・・・変わりたいんです。お願いします。変わらせてください・・・・・・!!」


その言葉はきっと彼女たちのもとへ届く。


ハルカは笑う。
チョウも微笑する。
ユズは頭をかく。
サヨはほくそ笑む。(エロ本片手に。)


「任せなさい!!」